ラノベブログDA王

ブログでラノベを連載するよ。

王道ファンタジーに学園モノ、近未来モノまで、ライトノベルの色んなジャンルを、幅広く連載する予定です

この世界から先生は要らなくなりました。   第07章・第20話

「ユミアに電話をかけてみたんだが、どうやら今日はユニットごとに別々の場所に、プロモーションビデオの撮影のために出かけてるみたいなんだ」 スマホから耳を離し、ソファでココアを飲んでいる友人に向かって言った。 「ゲゲッ、マジかよ!?」「残念なが…

一千年間引き篭もり男・第06章・59話

膨らんだ腹 「う、宇宙を統べるだって!?」 普段の気品漂うクーリアであれば、決して口にしない台詞。 「はい。わたくしと共に、この身勝手で下らない世界を、支配いたしましょう」 アクロポリス宇宙港が爆撃されて巻き起こった上昇気流によって、激しくは…

キング・オブ・サッカー・第六章・EP034

フェイク・ラヴァ―ズ 「な、なに驚いてるのよ。一応わたし達、恋人同士じゃない!」 紫色のジャージに、剣道の面を被った女のコは言った。 それ、相手のベンチにいる先パイたちがボクたちを恋人だって勘違いして、沙鳴ちゃんが乗っかって主張し始めただけだ…

ある意味勇者の魔王征伐~第11章・45話

御前試合 『ワレ ノ アイテ ハ ダレダ。キサマ カ?』 赤いトサカの付いた黄金の兜から聞こえる、ノイズ混じりの声。それはサタナトスや舞人たちが、日常的に使っている言語だった。 「イヤイヤ、ボクは今の時代の王だよ、ラ・ラーン」『ソレ ニ シテハ ミス…

この世界から先生は要らなくなりました。   第07章・第19話

零れたココア 「ちなみに聞くが、お前は今回ユークリッドがプロデュースした、全アイドルユニットの楽曲を手がけるコトになったのか?」 要れたての立てのインスタントコーヒーを、ゆっくりと口に運びながら問いかけるボク。 「イイヤ、流石にそれは仕事量的…

一千年間引き篭もり男・第06章・58話

復活の魔女 戦神マー・ウォルスの灼熱の腕によって、焼かれたハズのクーヴァルヴァリア。けれども彼女はいつの間にか、漆黒のローブの女によって救い出されていた。 「オイ、ナキア。どう言うこった。マー・ウォルスの腕には、煤(すす)すら残って無ェぞ!…

キング・オブ・サッカー・第六章・EP033

背番号1の意地 「……ざけんじゃ無ェぞ、岡田。なんでオレが、1年と交代なんだよ!?」 曖経大名興高校サッカー部の、厳つい男たちが押し込められた更衣室。右腕をテーピングで固めた小柄なキーパーが、鋭い眼光の部長に意を唱えていた。 「オレは出るからな…

ある意味勇者の魔王征伐~第11章・44話

ラ・ラーン 「ビュブロス、お前まで逝っちまったのかよ。せっかくお袋が、命と引き換えにしてまで甦らせてくれたってのによォ……」 大魔王と化したダグ・ア・ウォンの破壊によってもたらされた道なき道を、必死に舞い戻る一行。 「人間って、どうしてこんな簡…

この世界から先生は要らなくなりました。   第07章・第18話

男(ヤロウ)同士の会話 レオラとピオラの失踪事件から数日が経過し、ユークリッターに流れる話題は、彼女たちの電波ジャックによるゲリラライブに集中する。 「テレビの情報番組の内容も、ネットに追従した番組構成になってるな。お陰でボクの方のマスコミ…

一千年間引き篭もり男・第06章・57話

人質の少女の最期 「どうやらお前のサブスタンサーの装甲は、花弁のフォトンナイフ程度では貫けないみたいね。でも、装甲に覆われてない部分であれば、問題なく刺し貫けるわ」 ナキアさんが操るセンナ・ケリグーは、遠距離からツインテールを構成していた花…

キング・オブ・サッカー・第六章・EP032

サーファーVS小柄なキーパー 「金刺のヤツ、流石はサーファーと言うべきか。重馬場を苦にする事無く、ボールのイレギュラーも直ぐに軌道修正して、ライン際を駆け上がってるな」 倉崎さんが、金刺さんのドリブルを評価する。 「それに金刺がドリブルしてる…

ある意味勇者の魔王征伐~第11章・43話

死にゆく者たち 重厚な扉の向こうから現れた、褐色に輝く金属の巨大人型兵器。全部で5体が確認でき、舞人やバルガ王子目掛けて襲い掛かって来た。 「う、うわあッ!!?」 金属の拳が、舞人が数秒前まで居たドームの地面を陥没させる。 「ダーリン、だいじ…

この世界から先生は要らなくなりました。   第07章・第17話

AIとユミア 「まったく、人騒がせなAIだわね。もう少し、従順なプログラムには出来なかったのかしら?」 カトルとルクスの頭に乗って戻って来た2体の人形に、ユミアが厳しい言葉を投げる。 彼女も、行方をくらましたレアラとピオラの捜索に、情報面から…

一千年間引き篭もり男・第06章・56話

痛覚を持った巨人 「どうするよ、宇宙斗艦長。これじゃあ、迂闊に手出しができ無ェぜ!」 仕事として保護対象だった、クーヴァルヴァリア・カルデシア・デルカーダを敵の手の中に握られ、焦るプリズナー。 「その通りだ。少しでも抵抗すれば、このマー・ウォ…

キング・オブ・サッカー・第六章・EP031

基本と意表 「ヤレヤレ。プロチーム相手に勝ったかと思えば、高校生チーム相手に苦戦とはね」 不機嫌そうな顔で腕を組む、セルディオス監督。どうやらボクの出番は、当分周って来ないっぽい。 「まあアイツらも高校生ですからね」「オーナーから金貰ってる時…

ある意味勇者の魔王征伐~第11章・42話

亡国の王女 「確かに、サタナトス様の『プート・サタナティス』によって斬られた者は、我らのように魔王となるか、あるいは消滅するかのどちらかですな」 アクト・ランディーグも、サタナトスの意見に同意する。 「この娘、なんだって魔王にもならなけりゃ………

この世界から先生は要らなくなりました。   第07章・第16話

帰還したAI 尖った電波塔は、先端に近づくに連れ、空気遠近法によって色彩がモノトーンに近づく。 「電波塔のテッペンって……下からじゃ、人形が居るかどうかなんてわからないぞ」 ボクの両目の視力は1.2はあるハズだが、小さな人形までは見えなかった。…

一千年間引き篭もり男・第06章・55話

マー・ウォルス 「クソ、そこを退いてくれ。貴女はどうして、時の魔女の手先なんかになったんだ!」 ゼーレシオンで、群がる敵のサブスタンサーを撃破しながら、ボクはナキア・ザクトゥに問いかける。 「手先ですって? わたしは何も、彼女から命令などされ…

キング・オブ・サッカー・第六章・EP030

斎藤 夜駆朗(さいとう やくろう) 少し細身で長身のセンターバックは、紅華さんのドリブルコースに立ちはだかった。 「ケッ、オレのドリブルしたいコースを、一早く潰しやがった。なんだか厄介そうなヤツだぜ」 ピンク色の髪のドリブラーは、仕方なく右に流…

ある意味勇者の魔王征伐~第11章・41話

少女の謎 「大魔王ダグ・ア・ウォン、戻って来てくれたようだね。それがキミの真の姿かい?」 失われた国の城の玉座にて、目の前に降り立った蒼き大魔王に問いかけるサタナトス。 『我の大魔王たる真の姿は、まだ先にある。この姿は言わば、素体だ』 蒼きウ…

この世界から先生は要らなくなりました。   第07章・第15話

再会 「地下の噴水広場……AIである彼女たちが、そんな場所に向かう理由はなんだ?」 疑問が頭を過ぎりつつも、ボクは地下街を行き交う人の間を縫うように走り、目的地へと辿り着く。 「けっこう時間が、かかってしまったな。レアラとピオラは、まだここに居…

一千年間引き篭もり男・第06章・54話

ヘリオス・ブラスター 白を基調とした楽園(エデン)を彷彿とさせる、『クーヴァルヴァリア』のメインブリッジ。 3つの階層に別れ、最下層はオペレーターが座る回転機能を備えた椅子が並び、中層には幕僚たちが座る椅子が、デジタル画像を表示可能な円形テ…

キング・オブ・サッカー・第六章・EP029

3年VS1年 「クッソッ、こぼれ球を決められちまったじゃ無ェか。斎藤、ちゃんとボールに詰めろッ!!」 柴芭さんにゴールを許した小柄でハデなキーパーが、センターバックの人に怒ってる。 「すみません、川神先パイ。伊庭なら、最初のシュートをキャッチ…

ある意味勇者の魔王征伐~第11章・40話

鉄の鳥 「サタナトスさま、これからいかが致しますか?」 紫玉の魔王アクト・ランディーグが、龍の頭を傾げて問いかける。 「宮殿に放っておいた監視魔からの報告じゃ、どうやらヤツらはギスコーネを撃破し、復活した大魔王ダグ・ア・ウォンと戦っているらし…

この世界から先生は要らなくなりました。   第07章・第14話

キャラメルマキアート オレンジ色の髪へと変化した双子姉妹と共に、街の中心へと向かうオールバックにグラサン姿のボク。地下鉄に揺られていても、誰も中抜き広告で話題になっている人物だとは気付かれなかった。 「ハア、ハア……やっぱ地下鉄の階段って、キ…

一千年間引き篭もり男・第06章・53話

地獄の使者 「アポロ、現状はどうなっているのです?」 新造艦のメインブリッジで、真珠色の髪にピンク色のクワトロテールをした少女が、ギリシャ彫刻の肉体美をした男に問いかける。 彼女の名は、クーヴァルヴァリア・カルデシア・デルカーダ。カルデシア財…

キング・オブ・サッカー・第六章・EP028

男の覚悟 曖経大名興高校の、薄暗い更衣室に緊張が走る。 「テメーら、1年のクセにいい気になりやがって、コラァ!」「千葉ァ、オメーもレギュラーに選ばれたからって、岡田さんより点取るだァ?」「寝言、言ってんじゃ無ェぞ!!」 千葉、斎藤、桃井、伊庭…

ある意味勇者の魔王征伐~第11章・39話

深海の宮殿での激闘 「まさかオヤジと、こんな場所で戦うコトになるなんて、思ってもみなかったぜ」 黒に赤とオレンジの、シャチのようなデザインのサーフボードで波を切る、バルガ王子。 親子の決戦の場は、深海の海溝の下に眠る、失われた古代都市の中央に…

この世界から先生は要らなくなりました。   第07章・第13話

変装とお兄ちゃん 全面がガラス張りのエレベーターに乗り、下界を目指そうとするボク。するとガラスに、金髪の双子が映っているのに気付く。 「カトル、ルクス……お前たち、どうして!?」「レアラとピオラの面倒を見るのが、ボクたちの仕事だからね」「2人…

一千年間引き篭もり男・第06章・52話

復活の軍神 火星の深紅の宇宙(そら)へと投げ出された、ゼーレシオン。その上に、巨大な影が落ちた。 「じ、時空を引き裂いて、また別の艦が現れたって言うのかッ!?」 白き巨人が顔を上げると、ナキア・ザクトゥとは異なる漆黒の艦が、時空の裂け目から艦…