ラノベブログDA王

ブログでラノベを連載するよ。

王道ファンタジーに学園モノ、近未来モノまで、ライトノベルの色んなジャンルを、幅広く連載する予定です

萌え茶道部の文貴くん。第六章・第十四話

ナース服・学生服化…… 「……き、絹絵ちゃんは、無事なんですか……先輩!?」 渡辺は戦々恐々と、先パイの表情を伺う。 「ゴメンなさい……お母様の隙をついて助けられたのは、あなただけなの……」 千乃 美夜美は、申し訳なさそうに俯いた。 「あの『狸のコ』が戦…

この世界から先生は要らなくなりました。   第02章・第20話

二組の双子 ボクの先生デビューは、微妙な空気感のもと終わった。 「果たして、彼女たちは納得してくれたのだろうか……」 自分の授業を終えると、生徒である少女たちの顔を見渡してみる。 「今日の授業は、これで終わりです。なにか解らないことがあれば、ど…

ある意味勇者の魔王征伐~第6章・9話

灼熱の絶望 巨大な紅き魔物と化した『赤毛の英雄』は、口から『光と灼熱のブレス』を吐く。 「ぐわああああぁぁぁぁーーーーーーーーーーッ!!?」 舞人は、『ガラクタ剣・ジェネティキャリパー』で、壊れた溶鉱炉のような攻撃を必死に耐えた。けれども舞人…

萌え茶道部の文貴くん。第六章・第十三話

お転婆ギツネ その頃……渡辺は学校付近の森で、久々に再開した憧れの先パイと二人でいた。 「もう平気? 立っても大丈夫?」 千乃 美夜美は、メガネの後輩を気遣う。 「はい、お陰様で。それより先パイがキツネだなんて、今だに信じられないな」「ホントはね…

ある意味勇者の魔王征伐~第6章・8話

プート・サタナティス 自らを、『サタナトス・ハーデンブラッド』と名乗った少年は、背中に携えられた一本の剣を抜く。 「これは、ボクの剣……『プート・サタナティス』さ。どうだい、美しいだろう?」 剣は妖しい気に包まれ、金色の刃はしっとり濡れているか…

一千年間引き篭もり男・第04章・01話

戦争ゲーム ゲームの触れ込みの一つに、『決まったルートが無く何をしても自由』……というのがある。 二十一世紀に、冷凍カプセルで眠りについたボクは、太陽系というあまりに巨大なフィールドに放り出され、巨大宇宙艦の艦長まで就任してしまった。はっきり…

この世界から先生は要らなくなりました。   第02章・第19話

メリー先生 「モノは試しだ。まずはレノン……どの辺りから解らないんだ?」 「どこって言われても……方程式くらいから?」 レノンは、天井を見上げながら言った。 「けっこう初歩だが、まあありがちではあるな。アリスはどこが解らない?」「え、わたしですか…

萌え茶道部の文貴くん。第六章・第十二話

電気ウナギのボルタくん 双子が渡辺と絹絵を探しに出ると、学校から少し離れた場所で一台のトラックが事故を起こしていた。 「み、見てフウ!? トラックが歩道に乗り上げてるよ!?」「ま、まさか!? 絹絵か、渡辺先輩が巻き込まれたんじゃ……!?」 交通事…

この世界から先生は要らなくなりました。   第02章・第18話

八木沼 芽理依 新兎 礼唖は、それ以上は反論しなかった。かと言って、ボクの意見に完全に納得したワケじゃ、無さそうではあるが。 「キミたちは全員、高校二年だったな。それじゃあ授業を始める。まずは、高校二年の数学からだ」 ボクは、白板やデジタルディ…

一千年間引き篭もり男・第03章・19話

艦橋スタッフ ボクは、自ら『MVSクロノ・カイロス』と名付けた、宇宙船の艦長となった。 「艦長のボクには、この艦のスタッフを任命する権利があるんだよね?」『はい。現行のスタッフは、サポートスタッフであるわたし……ノルニールと、艦長の遺伝上の娘たち…

ある意味勇者の魔王征伐~第6章・7話

サタナトス・ハーデンブラッド 二人は喧嘩をしながらも、街外れの荒野を流れる川の畔にたどり着いた。 「随分と遠くまで来ちゃったね。でも、五時くらいには戻ってやらないとな~。屋台の片付けもあるし……」「それは良いが、あの八つ子にコッテリと絞られる…

萌え茶道部の文貴くん。第六章・第十一話

千乃 美夜美(みやび) 渡辺は、木漏れ日の中で目を覚ました。 「……アレ……ここは?」 まだ目もよく見えず、視界もボンヤリしている。 「ど……どうしてボクは……? ボクは……生きているのか……それとも……」 交通事故に遭って、倒れて来た電柱の下敷きとなった記憶…

一千年間引き篭もり男・第03章・18話

MVSクロノ・カイロス 「どんなに人類があがいても、太陽系ですら人類の生息域を超えて、遥かに広いのか?」 『現在、人類は太陽の周りを周る地球の周回軌道上に、コロニー群を建設し始めています。また、アステロイド・ベルト(メイン・ベルト)にも、資源採…

ある意味勇者の魔王征伐~第6章・6話

商売の基本 「しっかし、アレじゃのう。富の魔王だけあって、金を稼ぐ能力がハンパ無いのォ?」 魔王であった頃の主でもある、ルーシェリアも関心する。「確かにな。景品やポイントカードのアイデアも、凄いよ」「それにキャンペンガールも……ね」 パレアナが…

一千年間引き篭もり男・第02章・09話

艦長の役割り 「この艦に強制連行されてから、ロボットアニメの世界に迷い込んだみたいな気でいたケド、これは本格的にロマンだな?」 格納庫のハンガーには、相当数の宇宙艇が備わっていたし、よく見ると種類も豊富だった。「そういえば、お前たちのマニプ…

この世界から先生は要らなくなりました。   第02章・第17話

正義の剣 ボクは、弱気になっていた。 「さて……どうしたものか」 ボクの生徒たちは、ボクをアポイントメンターとしてしか認めてないのだ。彼女たちは、完璧なユークリッド動画での授業を望み、ボクの稚拙な授業など必要としていない。 「ボクは……ボクの授業…

ある意味勇者の魔王征伐~第6章・5話

皇女と後見人 出立の前に、レーマリア皇女は、王であり曽祖父でもある老人に対し、王都を立つ報告をした。 「……フラーニア共和国の方々、それに……カーデリア。どうか、我が不肖の曾孫娘を護ってやって……下され。それから、お前には……これを……」 王は病によっ…

萌え茶道部の文貴くん。第六章・第十話

連携と信頼 千乃 玉忌は、体育館に戻っていた。 「まったく……どこへ行っていたのだ? 会議は著しく劣勢だぞ! 今のままでは、来客の大半が部の存続を認めてしまうでは無いか!」 醍醐寺 草庵は、突然後ろに現れた女に苛立ちをぶつける。 「別に……認めてしま…

この世界から先生は要らなくなりました。   第02章・第16話

消え行く職業 ボクは教壇に立ち、教科書を開き授業を開始する。 「ねえ、先生。はやくどの動画を見るか、指示してよ」 レノンが言った。 「今日は、何の教科の授業をするのですか?」 ライアもボクに、質問する。 教壇の前に並べられた机には、タブレット端…

一千年間引き篭もり男・第03章・17話

世界を分ける権利 『宇宙斗艦長……時の魔女様が、この船に与えた名前はマルチバースシップです』 カプセルの中の誰が投影した、フォログラムであるベルダンディが言った。 「マルチバース……多次元宇宙論ってコトだろ? それが名前って、ずいぶんと合理的って…

この世界から先生は要らなくなりました。   第02章・第15話

天空教室 瀬堂 癒魅亜は、マンションの自室の玄関に向かって歩き出す。 「一応言っておくケド、自分の生活力を考えて行動した方がいいと思うぞ、ユミア」 ボクは、一人じゃロクにタクシーや電車にさえ乗れない女子高生に、忠告してみた。 「余計なお世話です…

萌え茶道部の文貴くん。第六章・第九話

交通事故 渡辺が絹絵を探し回っていた頃、絹絵は血まみれで地面に臥していた。 「ククククク……小狸如きに、正体を見せる羽目になるとはのォ? 誉めてつかわすぞェ」 玉忌は、巨大な狐の姿で眼下の絹絵を見降す。 「……む、無念ッス。ごめん……なさい……ご主人サ…

この世界から先生は要らなくなりました。   第02章・第14話

執行猶予 「わたしが……彼女たちと共に暮せと言うのですか?」 瀬堂 癒魅亜は苛立ちにまみれた瞳を、久慈樹 瑞葉へと向ける。 「そうさ。まあもっとも、キミにはアイツが遺した金やら財産やらがたくさんあるからね。そいつを使って、適当なマンションでも借り…

萌え茶道部の文貴くん。第六章・第八話

幽世の戦い 恐竜なりきる部が、体育館のステージに上がっていた、丁度その頃~ 絹絵は街の上空で、千乃 玉忌と戦っていた。 上空と言っても、絹絵は飛行出来るわけでは無く、跳躍によって空中戦をこなしている。「こっちだけ飛べないんじゃ、ちょっと不利ッ…

一千年間引き篭もり男・第03章・16話

質問 ボクはこの艦の中の、最高権力者になったようだ。 「ところでノルニール、この艦の名前は決まっているのか?」 艦長の椅子のあるロフトの一階上に置かれた、カプセルに向かって聞いてみた。 『時の魔女様によって、名前は与えられておりますが、艦長に…

この世界から先生は要らなくなりました。   第02章・第13話

生徒たち 「コイツが、アタシらの先生かよ? ずいぶん、頼りなさげじゃね?」 小麦色の肌に、ライオンのたてがみのような金髪の少女が言った。 「先生、これがうちのクラスの名簿……だそうです」 瀬堂 癒魅亜から渡されたデジタル資料には、彼女たちの顔写真…

この世界から先生は要らなくなりました。   第02章・第12話

先生 幸か不幸か、ボクは瀬堂 癒魅亜と会う前に、彼女の過去についての情報を得てしまった。 「まさかユークリッドの元が、彼女がイジメられて学校に行けなくて、そんな妹を見かねた兄・倉崎 世判が立ち上げたサイトだったなんてな」 鳴丘 胡陽の言葉を信じ…

一千年間引き篭もり男・第03章・15話

ノルニール・スカラ 「ボクが艦長を引き受ければ、質問に答えてくれるんだな?」 『はい……ただし、わたしが知り得る情報に限ります』 カプセルの中の誰かは、煙に巻くように答えた。 「まず、ボクを艦長にする理由はなんだ? 自慢じゃないがボクは、千年前は…

この世界から先生は要らなくなりました。   第02章・第11話

教民法の熱い時代 鳴丘 胡陽は、自分の教え子を札付きの不良と表現した。 「同級生の二人が、教育……義務教育を受けていたのは、中学の二年までだったわ」 倉崎 世判と久慈樹 瑞葉は、歳だけならボクや友人と同い年である。 「当時は、教育民営化法案が成立し…

萌え茶道部の文貴くん。第六章・第七話

二匹の獣 「なっ、一体どうなっているんだ! 千乃先輩が……どうして!?」 千乃 美夜美だと思って追い駆けた少女が、経営コンサルタントの千乃 玉忌に成り代わって、困惑する渡辺。 「話は後ッス! ご主人サマは、会場に戻って大茶会の続きをお願いするッス!…