ラノベブログDA王

ブログでラノベを連載するよ。

王道ファンタジーに学園モノ、近未来モノまで、ライトノベルの色んなジャンルを、幅広く連載する予定です

一千年間引き篭もり男・第05章・21話

悲劇の始まり 「お、おじいちゃん。一体、何が起きたんでしょうか!?」 小惑星パトロクロスの内部にいるボクたちには、今の状況が解からない。 ボクは咄嗟に、周りの状況を確認した。地面が揺れている。街の人が立っていられないくらいの振動が、何度も襲っ…

ある意味勇者の魔王征伐~第8章・23話

王都の激闘6 リーフレアの魔法力場構築によって、巨大な壁が魔王の巨体を閉じ込める。そこにリーセシルの召喚した流星が、瀧のように天空から降り注いだ。 「フッ、流石だな。これでは魔王とて、一溜りもあるまい?」 雪影は、魔王が消え去りガラ空きになっ…

キング・オブ・サッカー・第三章・EP005

スピードVSテクニック 「どうだ、ピンク頭。この黒狼さま脅威のスピードに、驚いたか?」 疾風みたいな脚をお披露目した黒浪さんは、ボールを転がし戻ってくる。 「お前、このチームのドリブラー枠みてーだケドよ。今日からその看板、貰い受けるぜ」 獲物…

この世界から先生は要らなくなりました。   第04章・第12話

変わり始める世界 天空教室は、久慈樹社長の茶番の道具にされた。 「角度はこんなモンすかね」「自動フォーカス、被写体追尾機能を持った最新鋭のカメラだ。壊すなよ」 撮影スタッフによって、無数の小型カメラが設置される。 「これじゃやってるコトは、あ…

一千年間引き篭もり男・第05章・20話

歪められた世界 「それにしても、可笑しな話だよな」 「何がですか、おじいちゃん?」 店を出ると、新たな服に着替えたセノンが、ボクの顔を覗き込んできた。 「人は働かなくても暮らせるのに、わざわざ働きたがる人もいるんだってのがね」「おじいちゃんの…

ある意味勇者の魔王征伐~第8章・22話

王都の激闘5 「白夜丸よ、刻を移ろえ」 再び雪影の右手の刀が、淡雪のごとくほんのりと輝き出す。 サタナトスの目の前で、舞い跳ぶイナゴの群れ。その瞳には、一匹一匹がスローモーションのように、ゆっくりと動いて見えた。 「これは……時間に干渉している…

キング・オブ・サッカー・第三章・EP004

弁明の黒狼 「違うって。ゴール地点が決めてなかったから、止まれなかっただけなんだよォ」 次の日、ボクと黒浪さんはコンビニのフードコートの席に、並んで座ってた。 「まったく、二人して窓ガラスを突き破った挙句、女子更衣室に押し入るとは」 目の前で…

この世界から先生は要らなくなりました。   第04章・第11話

天空教室の少女たち 「まず、動画のタイトルは『天空教室の少女たち』」 「うわ、キモ。なにそのキモ過ぎるタイトルは!?」 社長の説明の初っ端から、あからさまに嫌悪感を顕すユミア。 「そのキモ過ぎる連中が、メインのターゲットになるんだが……」「何で…

一千年間引き篭もり男・第05章・19話

千年後の未来の買い物 「この街は、今は昼間なんだな」 ボクたちは、小惑星パトロクロスの内側をくり抜いてできた街を、歩いていた。 「人工太陽が、一日の明るさを調整してますからね」「ここでの一日って、24時間なのか?」「はい。宇宙の殆どの場所で、…

ある意味勇者の魔王征伐~第8章・21話

王都の激闘4 王都ヤホーネスは、歴史ある都である。北は山岳地帯が盾となり、西から南へと流れる大河は鉄壁の守りと共に、肥沃な土地を与えてくれた。 5つの小さな都市国家が集まり、それぞれを城壁で結んだ巨大な要塞都市へと発展する。つまりは城壁の内…

キング・オブ・サッカー・第三章・EP003

神風 ボクはそのままドルブルを続け、ゴールを目指す。 もしかしたら黒浪さんは、チャイムでスタートの合図が聞こえなかった可能性はある。でも、一瞬だけスタートが遅れただけで、後ろから追って来てる可能性もあったからだ。 「ま、ハンデとしちゃあ、いい…

この世界から先生は要らなくなりました。   第04章・第10話

食い違う主張 「みんなは、アンタの茶番に付き合わされるために、集められたって言うの!?」 「茶番とは心外だねえ。彼女たちは全員、顔出しもプロフィールの開示もOKしたんだ」「ほ、本当なの。どうしてそんな、バカな契約を!?」 「バカとは失礼じゃね…

一千年間引き篭もり男・第05章・18話

朧げな宇宙(そら) 「覚えているかしら、わたしが言った言葉……」 虚ろな目をした、セノンが言った。 「キ、キミは誰だ……セノンじゃないのか!?」 トロイア・クラッシック社のリビングに差し込む夕日が、彼女の瞳を紅く染めているのか? 「ええ。このコ、世…

ある意味勇者の魔王征伐~第8章・20話

王都の激闘3 「日記のここ、見てよ。ルーシェリア」 蒼き髪の少年が言った。 「やはりサタナトスのヤツは、この村の住人に強い恨みを抱いておったのじゃな」「だからこの村の住人を実験台にして、自分の剣の研究をしたのね」 カーデリアもシスターの日記に…

キング・オブ・サッカー・第三章・EP002

超俊足の(ハイスピード)ストライカー とんでもなく速い……ここから部室棟まで、100メートルくらいあるのに。部員一人とは言え、やっぱ陸上部だけはあるなあ。 「ま、こんなモンよ」 黒浪さんは、軽快にランニングをしながら戻って来た。 「どうだ、オレ…

この世界から先生は要らなくなりました。   第04章・第09話

天空教室(ドールハウス)の人形たち 「そう……だな。だがそれは、ユミアのせいじゃない」 ボクは、新兎 礼唖に向かって言った。 「わ、わかっています」 正義を重んじる少女は、冷静さを失っていた自分を顧みる。「ゴメンなさい、ユミア。アナタを責めるつも…

一千年間引き篭もり男・第05章・17話

最も美しい女神に…… 「時の魔女の正体……残念ですが、解かりません」 ボクはそう答えたものの、時澤 黒乃の顔が脳裏に浮かんだ。 「この時代に、名の知れた人物では無いのでしょうか?」「はい。聞いたコトもありません」 「ですが、トロイア・クラッシック社…

ある意味勇者の魔王征伐~第8章・19話

王都の激闘2 煤けた戦場の風が、雪影の頬を撫でる。 「いざ、参る」 剣士の両腕には、鞘から解き放たれた二本の刀。一振りは真っ白な刀身であり、もう一振りは漆黒だった。 「白夜丸よ、移ろえ!」 剣士の右手の刀が、淡雪のごとくほんのりと光る。……と同時…

キング・オブ・サッカー・第三章・EP001

黒浪 景季 ボクは、また違う学校の校門前に立っていた。 奈央に褒めてもらったから、またその気になってきてみたケド……。校門に掲げてあるプレートには、『墨ヶ丘総合工科高校』と書かれている。 ライバルになりそうなレギュラーが、増えるだけなんだよなあ…

この世界から先生は要らなくなりました。   第04章・第08話

群がるマスコミ 「まったく、利用規約なんか全部読む人がいるなんて、呆れてモノが言えないわ」 栗色の髪の少女が、ボクに向かってため息を付いた。 「キミがアナログが苦手なように、どうもボクはデジタルが苦手なんだ」「べ、別にわたしは、アナログ苦手じ…

一千年間引き篭もり男・第05章・16話

燻っていた謎 「だがよ、艦長。二年前の惨劇が事故では無く事件で、犯人がいたと仮定してもだ」 プリズナーが、ボクの推理に反論する。 「犯人がAIの脳を備えたアーキテクターだったとしても、そのアーキテクターが、ギリシャ群の工作員って可能性も十分に…

ある意味勇者の魔王征伐~第8章・18話

王都の激闘1 「卿は、覇王パーティーの、天酒童 雪影ではないか」 オフェーリア王国が誇る天才軍略家、グラーク・ユハネスバーグが問いかける。 「いかにも」 オレンジ色の軍団に併走する白馬に乗った男が、短く答えた。 「魔王は、わたしたちが何とかする…

キング・オブ・サッカー・番外編01

小さな想い わたしの名前は、板額(ばんがく) 奈央。今日は幼馴染みの、カーくんこと御剣 一馬との、ある日のお話をしようかなって思います。 「カーくん、今日も遅くなるのかな。最近、ずっとどこか出かけてるよね」 いつものようにカーくん家のソファーで…

この世界から先生は要らなくなりました。   第04章・第07話

アプリ開発 「ところで今日、キミたちに来てもらったのは、新しく開発したアプリの意見が欲しかったんだ」 久慈樹 瑞葉社長は、自分のスマホ画面を見せながら言った。どうやら言葉の綾などではなく、本気で別件でボクたちを呼んだらしい。 「アプリの名前は…

一千年間引き篭もり男・第05章・15話

推理ゲーム 「小惑星・プリアムスには新造艦隊も集結し、観艦式も執り行う予定だったのですよ」 プリアムスは星自体が軍事研究所で、全ての開発がAIによって行われているらしい。 「ですがパーティーのあった日、会場の警備をしていたアーキテクターたちが…

ある意味勇者の魔王征伐~第8章・17話

後見人と三人の親衛隊 ニャ・ヤーゴの街外れの教会は、魔王との激戦によって荒れ果ててはいたが、崩壊は免れる。 「恐らく、死角からの攻撃を狙ったサタナトスの戦い方が、教会が魔王によって破壊されるのを阻止する結果となった……」 プリムラーナ・シャトレ…

キング・オブ・サッカー・第ニ章・EP011

ユニホームと背番号 「や、やはり自分など、このチームに相応しくないであります……」 杜都さん、また弱気モードになっちゃってる。 「まあそう落ち込むな。ウィークポイントだけ挙げたが、お前には武器となる才能がある」「ほ、本当でありますか、司令官殿?…

この世界から先生は要らなくなりました。   第04章・第06話

少年法 「今回の件は、被害者の少女たちの感情を、無視し過ぎているのではないでしょうか……」 「そうよね。いくらモザイクがされているとは言え、女の子なら見られたくない動画のハズよ」 ユミアも、ボクの意見を補完してくれた。 「イヤイヤ、彼女たちの人…

一千年間引き篭もり男・第05章・14話

アガメムノン王 ギリシャ群とトロヤ群は、木星を挟んだラグランジュポイントに存在し、互いに交戦をしている。 トロヤ群に存在する企業国家、トロイア・クラッシック社の会長が、ギリシャ群からの亡命者だとは驚きだった。 「父は、ギリシャ群に属する小惑星…

ある意味勇者の魔王征伐~第8章・16話

躊躇(ためら)いの英雄 「ほう、コイツは驚きだ」 口元を歪ませるサタナトス。 「ボクの剣、プート・サタナトスの魔力に抗い、青い髪の少年が持つもう一本の魔剣の力にまであらがって、本来の姿を取り戻すとはねえ」 炎の剣を携えて、舞人の育った教会に姿…