ラノベブログDA王

ブログでラノベを連載するよ。

王道ファンタジーに学園モノ、近未来モノまで、ライトノベルの色んなジャンルを、幅広く連載する予定です

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ある意味勇者の魔王征伐~第7章・1話

赤毛の少女 その日……舞人は、体の上に妙な圧迫感を感じて目が覚めた。 辺りを見ると、そこは長年慣れ親しんだ教会のベットで、一人の少女が自分の眠っていたかけ布団の上で、気持ちよさそうに寝入っている。 幼馴染のシスター、パレアナではなかった。ルーシ…

この世界から先生は要らなくなりました。   第03章・第02話

可児津 姫杏 最初は熱でフラついていたが、ドラッグストアで風邪薬を買って炭酸水で流し込むと、気分も幾分か良くなり腹も空いてくる。 「あ、お腹が鳴りましたね。先生も朝はまだなんでしょ?」「気分が悪くて、食べる気にならなかったからね」「じゃあ、ハ…

糖尿病で入院中に描いたイラスト・003・キング・オブ・サッカーのトップ絵

入院中に描いた下書き 糖尿病で入院中描いたイラスト、まとめてラノベ用のトップ絵にしてみました。 元は漫画として描こうと思った作品でしたが、ネームを集英社に持ち込んだら落とされてしまった。 その時は、いつも見てくれていた担当のH氏が夏休みかで、…

ある意味勇者の魔王征伐~第6章・10話

サタナトスVS舞人 舞人が憧れた『赤い髪の英雄』は、今まさに大勢の人々が暮らす、ニャ・ヤーゴの街を破壊しようとしていた。 「人間どもの希望を、その両肩に背負った英雄が、魔王と化し人間どもを焼く尽くすのさ。どうだい……これホド面白い余興って、他に…

この世界から先生は要らなくなりました。

目次 第一章・先生を必要としない世界 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第二章・ユークリッド 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 第九話 第十話 第十一話 第十二話 第十三話 第十四話 第十五話 第十六話 第十七話 第十八…

この世界から先生は要らなくなりました。   第03章・第01話

雨の夜 ボクは寝室を出ると、ユミアも付いてきた。 教師としての契約条項や、給料を振り込む銀行など一通りの書類にサインしてユミアに渡す。「これでいいかな?」「そうね、OKよ……」 そう口にした栗色の髪の少女は、不安が顔に出ている。 「やっぱ心配か? …

萌え茶道部の文貴くん。

目次 第一章・茶道の極意 第一話 第二話 第三話 第二章・オワコン棟のキワモノ部 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第三章・キワモノ部と生徒会 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 第四章・醍醐寺 第一話 第二話 第三話 第…

ある意味勇者の魔王征伐

目次 第一章・旅立ち~ 第一話 第二話 第三話 第二章・ザ・ステューピット 第一話 第二話 第三章・魔王城攻略戦 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 第四章・死霊の王 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 第九…

糖尿病で入院中に描いたイラスト・002・オレの千嫁より、典久と千花ちゃん。

入院中に、新しく思いついたラノベ連載、『オレの千嫁!』の主人公。 武田 典久と、望月 千花になります。いや……なんとなく、超バカバカしいハーレムものが描きたくなった!最近、『ニセコイ』とか、『ぼくたちは勉強ができない』とか、あるじゃん。 内容は…

この世界から先生は要らなくなりました。   第02章・第21話

美容と無知 アロアとメロエは、カトルとルクスの双子に比べると、体つきが女性的でフェミニンな印象を受ける。 「こんなに小規模なクラスに、双子が二組もいるなんて驚いていたところだったのよ。ホントに一つのベットで構わないのかしら? なんなら、今から…

糖尿病で入院中に描いたイラスト・001・倉崎 世叛

糖尿病で入院中に描いたイラスト。 『キング・オブ・サッカー』より、倉崎 世叛。『この世から先生は要らなくなりました。』でも、出してるケド、元々はキング・オブ・サッカーのキャラだったりします。 モデルは、サッカー好きなら説明する必要すらない気も…

一千年間引き篭もり男・第04章・02話

ギリシャとトロイア 「この艦の戦闘能力は、火星のトップ企業の十二個艦隊に相当するワケだな」 『マルステクター社は六個艦隊、保持しております』「例え全艦隊を終結させたとしても、このMVSクロノ・カイロスを沈められないってコトか?」 ヤレヤレ、随分…

萌え茶道部の文貴くん。第六章・第十四話

ナース服・学生服化…… 「……き、絹絵ちゃんは、無事なんですか……先輩!?」 渡辺は戦々恐々と、先パイの表情を伺う。 「ゴメンなさい……お母様の隙をついて助けられたのは、あなただけなの……」 千乃 美夜美は、申し訳なさそうに俯いた。 「あの『狸のコ』が戦…

この世界から先生は要らなくなりました。   第02章・第20話

二組の双子 ボクの先生デビューは、微妙な空気感のもと終わった。 「果たして、彼女たちは納得してくれたのだろうか……」 自分の授業を終えると、生徒である少女たちの顔を見渡してみる。 「今日の授業は、これで終わりです。なにか解らないことがあれば、ど…

ある意味勇者の魔王征伐~第6章・9話

灼熱の絶望 巨大な紅き魔物と化した『赤毛の英雄』は、口から『光と灼熱のブレス』を吐く。 「ぐわああああぁぁぁぁーーーーーーーーーーッ!!?」 舞人は、『ガラクタ剣・ジェネティキャリパー』で、壊れた溶鉱炉のような攻撃を必死に耐えた。けれども舞人…

萌え茶道部の文貴くん。第六章・第十三話

お転婆ギツネ その頃……渡辺は学校付近の森で、久々に再開した憧れの先パイと二人でいた。 「もう平気? 立っても大丈夫?」 千乃 美夜美は、メガネの後輩を気遣う。 「はい、お陰様で。それより先パイがキツネだなんて、今だに信じられないな」「ホントはね…

ある意味勇者の魔王征伐~第6章・8話

プート・サタナティス 自らを、『サタナトス・ハーデンブラッド』と名乗った少年は、背中に携えられた一本の剣を抜く。 「これは、ボクの剣……『プート・サタナティス』さ。どうだい、美しいだろう?」 剣は妖しい気に包まれ、金色の刃はしっとり濡れているか…

一千年間引き篭もり男・第04章・01話

戦争ゲーム ゲームの触れ込みの一つに、『決まったルートが無く何をしても自由』……というのがある。 二十一世紀に、冷凍カプセルで眠りについたボクは、太陽系というあまりに巨大なフィールドに放り出され、巨大宇宙艦の艦長まで就任してしまった。はっきり…

この世界から先生は要らなくなりました。   第02章・第19話

メリー先生 「モノは試しだ。まずはレノン……どの辺りから解らないんだ?」 「どこって言われても……方程式くらいから?」 レノンは、天井を見上げながら言った。 「けっこう初歩だが、まあありがちではあるな。アリスはどこが解らない?」「え、わたしですか…

萌え茶道部の文貴くん。第六章・第十二話

電気ウナギのボルタくん 双子が渡辺と絹絵を探しに出ると、学校から少し離れた場所で一台のトラックが事故を起こしていた。 「み、見てフウ!? トラックが歩道に乗り上げてるよ!?」「ま、まさか!? 絹絵か、渡辺先輩が巻き込まれたんじゃ……!?」 交通事…

この世界から先生は要らなくなりました。   第02章・第18話

八木沼 芽理依 新兎 礼唖は、それ以上は反論しなかった。かと言って、ボクの意見に完全に納得したワケじゃ、無さそうではあるが。 「キミたちは全員、高校二年だったな。それじゃあ授業を始める。まずは、高校二年の数学からだ」 ボクは、白板やデジタルディ…

一千年間引き篭もり男・第03章・20話

艦橋スタッフ ボクは、自ら『MVSクロノ・カイロス』と名付けた、宇宙船の艦長となった。 「艦長のボクには、この艦のスタッフを任命する権利があるんだよね?」『はい。現行のスタッフは、サポートスタッフであるわたし……ノルニールと、艦長の遺伝上の娘たち…

ある意味勇者の魔王征伐~第6章・7話

サタナトス・ハーデンブラッド 二人は喧嘩をしながらも、街外れの荒野を流れる川の畔にたどり着いた。 「随分と遠くまで来ちゃったね。でも、五時くらいには戻ってやらないとな~。屋台の片付けもあるし……」「それは良いが、あの八つ子にコッテリと絞られる…

萌え茶道部の文貴くん。第六章・第十一話

千乃 美夜美(みやび) 渡辺は、木漏れ日の中で目を覚ました。 「……アレ……ここは?」 まだ目もよく見えず、視界もボンヤリしている。 「ど……どうしてボクは……? ボクは……生きているのか……それとも……」 交通事故に遭って、倒れて来た電柱の下敷きとなった記憶…

一千年間引き篭もり男・第03章・19話

MVSクロノ・カイロス 「どんなに人類があがいても、太陽系ですら人類の生息域を超えて、遥かに広いのか?」 『現在、人類は太陽の周りを周る地球の周回軌道上に、コロニー群を建設し始めています。また、アステロイド・ベルト(メイン・ベルト)にも、資源採…

ある意味勇者の魔王征伐~第6章・6話

商売の基本 「しっかし、アレじゃのう。富の魔王だけあって、金を稼ぐ能力がハンパ無いのォ?」 魔王であった頃の主でもある、ルーシェリアも関心する。「確かにな。景品やポイントカードのアイデアも、凄いよ」「それにキャンペンガールも……ね」 パレアナが…

一千年間引き篭もり男・第03章・18話

艦長の役割り 「この艦に強制連行されてから、ロボットアニメの世界に迷い込んだみたいな気でいたケド、これは本格的にロマンだな?」 格納庫のハンガーには、相当数の宇宙艇が備わっていたし、よく見ると種類も豊富だった。「そういえば、お前たちのマニプ…