王都の激闘5 「白夜丸よ、刻を移ろえ」 再び雪影の右手の刀が、淡雪のごとくほんのりと輝き出す。 サタナトスの目の前で、舞い跳ぶイナゴの群れ。その瞳には、一匹一匹がスローモーションのように、ゆっくりと動いて見えた。 「これは……時間に干渉している…
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