とりあえず背景
とりあえず、背景付けてみた。
キャラが多いので、慎重に色を調整しないと上手くまとまらない。
実は『キング・オブ・サッカー』の内容も、主人公の御剣 一馬がデッドエンド・ボーイズの個性的なメンバーに、手を焼かされるお話です。
倉崎 世叛が目指すチームは、ポゼッション・サッカーでボールをガンガン回していくスタイル。
戦術的には74年のオランダのように、多くのトライアングルを創るパスサッカーのカタチは踏襲しながらも、現代サッカーに合わせた戦術を取り入れる予定。
オフ・ザ・ボールの動き
今回の話は、トップリーグではなく地域リーグに所属するところから始まるので、多少は古びた戦術でもなんとかなってしまう部分はあると思うが……。
戦術面を描くのは、かなり骨が折れる作業になりそうだ。
『点を取る』という、サッカーにおいてもっとも解かりやすい部分では無く、ボールを持ってないときの動き……とくにスペースを作り出す動きを得意とするのが、主人公の一馬だ。
1958年・62年ワールドカップの、エル・ロボ(狼)ことマリオ・ザガロや、70年大会のトスタン、94年のベベットなどは、スペースを生み出す動きに優れていた。
トスタンを例にすると、彼はワールドカップ本大会に出るための南米予選で、ブラジルの挙げた得点の半分を決めていた。
それが本大会でのトスタンは、スペースを生み出す動きに徹っする。
彼が開けたスペースにペレがボールを供給し、走り込んできたジャイルジーニョやリベリーノがゴールを決めるスタイルでブラジルは優勝し、ジュール・リメ杯を永遠wにブラジルのモノとした。
近代サッカーにおいても、スペースを生み出す動きは重要視され、フランスのベンゼマや、ブラジルのフェルミーノなどは、高く評価されてますね。
ブラジルの新星
レアル・マドリードのロドリゴが素晴らしい。
長らく、クリロナ(クリスティアーノ・ロナウド)の抜けた穴を、埋められないでいたレアル。
そんなレアルに、衝撃的な18歳がデビューした。
ブラジルの新星、ロドリゴはサイドアタッカーながらもハットトリックを決めてしまう。
とにかくこのロドリゴ、点もさることながら、判断がメチャクチャ早い。
ドリブルで仕掛けるのか、パスを選択するのか、無理せず戻すのか、やたらと思い切りがいい。
ジェズスのときも驚いたが、まるでプロサッカー選手として何年もキャリアを重ねてきた選手のように、サッカーをよく知っている。
昨今のブラジルは、とてつもない個人技を持った選手よりも、ロドリゴのようなスタイリッシュな選手が多く出て来てるように思う。