朧(おぼろ)の間 「へー、この浮遊都市を、ここで操っているのか」 部屋に入った金髪の少年が、好奇心旺盛な子供のように辺りを見回す。 漆黒の金属の壁や床で覆われた部屋には、各所にオレンジ色の線が光っていた。天井は高く、入った右方向に向かって階段…
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