三十一世紀へようこそ 悠久の時は、何時ものペースで時計の針を回し続ける。その間も人類は相変わらず戦争をし、テロを行い、大勢の人間が死んだ。 けれども、脳まで凍り漬けとなったボクには、幾星霜の時が流れたのかさえ知る術も無かった。 『ドンドン』と…
天の川 『オワコン棟のキワモノ部・部長たちによる会議』が終って、学校は静まり返る。 散々悪口を言われた橋元は、下駄箱の前で一人ため息をついた。「まったく、生徒会長ってのも大変だぜ。厄介ごとは一手に押し付けられるは、何かあったら悪役にさせられ…
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